
京の宿 石原
【2024年6月リニューアルオープン】京都の中心地に築100年の隠れ家 「黒澤明監督」の定宿
レビュー
user2019/07/19
こじんまりとした宿ですが、
ご主人夫婦の全く無駄な干渉ない、
さりげない最小限の応対にとどめた気配りが素晴らしい。
一筋違いに日本を代表する名宿『俵屋』『炭屋』がありますが、
わずか数室の「石原」の、
黒澤明監督が映画「影武者」の想を練った部屋にくつろげる心の充実感、
静かさは何とも言えません。
早めに入って、気を落ち着け、
近くのなじみの名店で夕食、そして町屋BARでくつろぐ、
門限11時がほどよくありがたいです。
なにより、
お世話いただく女将さんが、程よい距離感で接してくださり、
朝食も自宅のようにくつろげました。
今回は祇園祭り宵山の前夜に一泊のみでしたが、
次回は、日暮れも早い、
しんしんと冷え込む厳しい冬に訪れたいと思いました。
京都の宿の矜持を感じました。
ご主人夫妻の人柄がとても安堵させてくれます。
user2018/12/06
一言で言えば非常に日本的な温かみを感じました。
京都らしさを感じてみたかったので、自分としてはとても満足しています。
窓から見た庭に趣が感じられ、良い力をもらえました。
古い建物がむしろ新しいと感じましたし、宿泊施設としての京都の出し方の一つだと捉えました。
また、コンビニが近く、京都駅へのアクセスが良好な点もポイントです。
予断ではありますが、夕食がないプランでしたので、
外でテイクアウトしたおばんざいをつまみに巨匠が影響を与えたであろう
フランシス・フォード・コッポラ監督所有のワイナリーのワインを併せ、
巨匠が愛した空間とは何なのか考えつつ静かに盃を傾け、味わう事で、
非常に良いインスピレーションを受け取る事が出来たと感じています。
翌日の後日談として非常に良い出来事があったことからもこの宿を忘れることはないでしょう。
user2018/07/29
京都は広けれど本物の京都を味わえるお宿は非常に少ない。
大正時代に建てられた町家旅館には好意と親切と温かさが溢れて居る。女将さん、ご主人の飾らないお人柄の故である。京都人は冷たいというのはこちらには当てはまらない。
ブランドアメニティや近代設備を求めるならば新しいホテルにお泊まりになられるが良いでしょう。
作り物ではない本物の京都、暮らす様に住まう様に泊まる京都、今や希少な存在である。
京都広しと言えどもお人柄でお客を呼べるお宿は少ない。京都にもう一つの両親が出来た様な錯覚を覚える。お宿で過ごす事自体が目的になる。
中京区姉小路柳馬場、便利な立地ながらお宿を入れば別世界が広がる。飾らない伝統的な本物の京都。京都上級者にも初心者にもぜひ勧めたい。人生の忘れ難い思い出となろう。
最後に、サービスは10点を付けたかった。
user2018/01/05
提携の駐車場があれば、ありがたいです。
user2016/11/01
先日は大変お世話になりました。
トラブルがあったにも関わらず、旦那様、女将さん共に快く対応してくれて本当に感謝しております。
立地条件の良さは言う及ばず、入口も庭も風情があり、部屋も京町屋の良さを満喫できる、とても落ち着くほっとする宿でした。女将さん手作りの朝食は本当に美味しく、体に優しいもので旅の力になりました。何より女将さんと旦那さまとの楽しく心温まる会話が旅の思い出を一層深める嬉しいものでした。
また京都に行った際にはお世話になりたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

